2020年東京五輪のエンブレム(ロゴ)について、ベルギー東部・リエージュにある劇場のロゴをデザインしたオリビエ・ドゥビさんが「自分の作品に似ている」と主張。自身のツイッターなどで2つのデザインを並べた画像を載せ、「びっくりした」とコメントしている。
ベルギーの劇場ロゴデザイン
震災復興デザイン
スペインのデザイン事務所
東日本大震災の際にスペインのデザイン事務所が手がけたロゴとも、色が似ている。
両方合わせると2020年東京オリンピック エンブレム?
公募104点の中から選ばれたアートディレクターの佐野 研二郎氏の作品
佐野 研二郎氏は「劇場のロゴは知らなかった。参考にしたこともない」と盗用を否定した。
東京五輪承知の際に使用されたロゴ
カラフルで日本をイメージした桜がいい!
このロゴでは絶対駄目なのか。
デザイン界は今回の騒動をどう見るか。国際的にも活動する関係者は、日刊スポーツの取材に、「変えられないと突っ走ったとしても、わだかまりを持つ人が1人でもいるデザインが、平和の祭典と呼ばれる五輪のエンブレムにふさわしいのだろうか」と指摘した。
「ベルギーは、芸術へのモラルを重んじる国。デザイナーや劇場には、一線を越えているという意識があるのだろう」と話す。五輪の公式エンブレムであり、裁判になっても「佐野氏が負けることはないだろう」と述べる一方、「ごり押しすれば、ダーティーなイメージが残る。デザインを選んだ審査員も含め、日本全体の責任といわれる可能性もある」と懸念を示した。
この報道に、欧米のネットユーザーがコメントを寄せている。
「だからどうした?オリンピックなんて終わって3週間も経てば、みんな覚えていないよ」
「相手のデザインが商標登録されていなければ、盗作してもいいということか?」
「2つのデザインはそっくりだというのに、どうして根拠がない指摘だなんて言えるんだ?」
「なぜ、前のデザインをそのまま使わないんだ?あのデザインの方がかっこいいのに。今回のデザインはオリンピックには合わないよ。ちょっとシリアスな雰囲気だ。だから劇場にぴったりだ!」
「つまらないデザインだから、変えた方がいいよ。新国立競技場といい、エンブレムといい、東京五輪の計画はガタガタだな」
「『相手のロゴは商標登録されていない』という発言は、2つのデザインは同じだと認めているというようなものだ」
「この問題について偏見を持たずに考えてみようと思ったが、2つは似ているのではなく、そっくりだよ。正直言って、偶然だとは考えられない」
東京オリンピック エンブレム ロゴ 酷似 盗用 パクリ疑惑 盗作
佐野 研二郎:http://www.mr-design.jp/
【画像まとめ】アウト?セーフ?佐野研二郎、疑惑のデザイン一覧
佐野研二郎氏のデザイン盗用疑惑
海外デザイナーのマグカップ(上)と佐野研二郎氏のマグカップ(下)
佐野研二郎のスイカ
(2015年 サントリー夏トートバッグ プレゼント)
能登健一のスイカ (2013年以前)
佐野研二郎(2015年 サントリー夏トートバッグ プレゼント)
セカンドライフ
ネット上から消えない「パクリ常習」という不名誉な称号 (日刊ゲンダイ)
佐野研二郎 疑惑のデザイン一覧表 アウト?セーフ?ヨヨイノヨイ!
佐野氏のバッグ、一部取り下げ=五輪エンブレム制作者―サントリービール
(時事通信 2015年8月13日(木)21時0分配信)
サントリービールは13日、商品購入のキャンペーン賞品として、2020年東京五輪・パラリンピックのエンブレムを制作した佐野研二郎氏がデザインしたトートバッグ30種類のうち、8種類を取り下げ、発送を中止すると発表した。佐野氏から取り下げの申し出があったため。
この賞品のデザインをめぐってはインターネット上で「他の作品と似ている」などとの指摘が出ていた。キャンペーンは、残り22種類を対象に期限である8月末まで続ける。
佐野氏側は13日、ホームページに「サントリーオールフリー トートバッグの件について」という文書を掲載した。その中で、サントリー側にも問い合わせが寄せられている状況などを踏まえ「いくつかのデザインについての取り下げをお願いした」と説明。デザインについては「身近にあるアイデアや素材をモチーフにしたものだが、現在専門家を交えて、事実関係等の調査・検討を開始している」としている。
<デザイナーが「第三者のデザインをトレース」 佐野氏事務所が盗用認めて謝罪>
J-CASTニュース 2015年8月15日(土)6時31分配信
佐野研二郎氏(43)が、デザインしたトートバックの一部について配布を取り下げた問題で、佐野氏は2015年8月14日深夜、発注先のデザイナーによる盗用を認めた。事務所のウェブサイトで発表し、自らの管理責任について陳謝した。過去の他の作品や東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムについては、引き続き盗用を否定している。
佐野氏デザインまた「酷似」 京都の老舗、ブログから削除
京都新聞 2015年9月2日(水)
佐野氏が2012年に雑誌に発表したデザイン(京扇堂)と、秋田県横手市で2012年に行われた団扇展のチラシ
2020年東京五輪・パラリンピック公式エンブレムの撤回を受け、扇子製造販売老舗の京扇堂(京都市下京区)は2日、エンブレムを制作したデザイナーの佐野研二郎氏が2012年5月に雑誌で発表した社名入りのデザインに転用の疑いがあるとして、ホームページのブログから削除することを決めた。
このデザインに似ているのが秋田県横手市で12年6月にあった団扇(うちわ)展の宣伝チラシ。主催した横手駅前商店街振興組合によると、チラシは雑誌発売前の5月から公開していたといい、「似ていて驚いた」という。
佐野研二郎が横手市のイベント『団扇展』のポスターを佐野る
多摩美術大学広告ポスター「MADE BY HANDS.」のパクリ疑惑
多摩美術大学広告ポスター「MADE BY HANDS.」のパクリ疑惑
人間の手をモチーフにさまざまなデザインと組み合わせてシリーズ化されている。佐野研二郎が代表を務めるデザイン会社「ミスターデザイン」に所属し、大学の後輩でもあるデザイナーとともに制作したもので、ニューヨークADC金賞、ロンドンD&AD金賞など、さまざまな広告賞を受賞しているという。
HPでは100種類近いデザインが紹介されている中、盗用疑惑が上がっているのは犬の影絵のポスター。影絵の部分が、約5年前に書かれた個人ブログに掲載されている犬を作った両手の写真をシルエットにしたものと酷似していると指摘されている。
また、右手でメガネをつまむようにしているポスターのメガネが、メガネ量販店「Zoff」の商品を紹介する2012年2月のネット記事の写真を盗用したもので、フレームに書かれた文字を消して使用しているとの指摘も。ユーザーから「写真が使われているのではないか」との問い合わせがあったというサイト運営者は「現在までに多摩美術大学および佐野研二郎氏からの連絡は来ておりません」としている。
エンブレム使用中止を決定!
佐野氏、資料写真の流用認める=東京五輪エンブレム
<時事通信 2015年9月1日(火)>
東京五輪組織委の武藤事務総長は1日の記者会見で、佐野研二郎氏が提出したエンブレムの活用例の写真について、個人サイトから無断で流用していたことを佐野氏本人が認めたと説明した。
武藤敏郎事務総長はエンブレム使用中止決定について「国民の理解を得られなくなった」と説明。
佐野 研二郎(さの けんじろう、1972年7月29日生まれ ):
東京都出身のグラフィックデザイナー、アートディレクター、クリエイティブディレクター(多摩美術大学グラフィックデザイン科卒業)。多摩美術大学統合デザイン学科教授。
2015年7月、佐野の応募作が2020年夏季オリンピック東京大会・パラリンピック東京大会の公式エンブレムに選出された。その選出過程や応募作のオリジナリティの有無が物議を醸し、9月1日に組織委員会はエンブレム使用の中止を決めた。
自らをデザイン変更した佐野研二郎(多摩美術大学教授)の現在の風貌
(2016年)
佐野る(さの-る):2015年にインターネット上で誕生した造語(インターネットミーム)の動詞である。
意味は「盗作する」「その場しのぎの言い訳をする」といったところ。類義語に「アサヒる」があるが、こちらは専ら捏造について使われる。
佐野る(さの•る)【動】
他人の発表したデザイン、意匠の全部若しくは一部を、自らのオリジナル作品と称して発表すること。
類義語に「小保方る」、「佐村河内る」
「アサヒる」:嘘をつくこと、ありもしない事実無根なことを実在するかのようにもっともらしく捏造して伝えること、デッチ上げ、あるいは曲解で無から何かを作り出し事実だと主張することです。 「アサヒった」「アサヒるな」 などのようにして使います。
2007年9月末から急激に流行し、2007年12月14日の 「ネット流行語大賞」 では 「アサヒる」 が流行語大賞金賞を受賞、「現代用語の基礎知識 2008」 にも 「アサヒる」 は収録されています。
佐野研二郎 トートバック 盗盗バック パクリ コピー 盗用 盗作 パクリエイター パクリデザイナー パクリンピック 盗盗デザイナー
(2016年)
佐野る(さの-る):2015年にインターネット上で誕生した造語(インターネットミーム)の動詞である。
意味は「盗作する」「その場しのぎの言い訳をする」といったところ。類義語に「アサヒる」があるが、こちらは専ら捏造について使われる。
佐野る(さの•る)【動】
他人の発表したデザイン、意匠の全部若しくは一部を、自らのオリジナル作品と称して発表すること。
類義語に「小保方る」、「佐村河内る」
「アサヒる」:嘘をつくこと、ありもしない事実無根なことを実在するかのようにもっともらしく捏造して伝えること、デッチ上げ、あるいは曲解で無から何かを作り出し事実だと主張することです。 「アサヒった」「アサヒるな」 などのようにして使います。
2007年9月末から急激に流行し、2007年12月14日の 「ネット流行語大賞」 では 「アサヒる」 が流行語大賞金賞を受賞、「現代用語の基礎知識 2008」 にも 「アサヒる」 は収録されています。
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